僕はたびたびタップルを使って女の子と会っている。
恋愛に関してはチキンだが、まあまあ楽しく話せるのでおすすめだ。
さて、今回は「美容の経営に携わっている」とプロフに書いてる女の子と会ってきた。
携わるってなんだ。経営してるのか従業員なのか。「携わる」だったら範囲が広くないか?
そんな疑問を浮かべながら、新宿の喫茶店へ向かう。
奥の席に彼女はいた。
見た目は写真通り。ちょっとギャルっぽい女子だ。さすが美容系、ネイルも赤くてキラキラである。
便宜上、Mちゃんとしよう。ちなみに僕はMだが、ここでは「ぬ」と表記する。
M「はじめまして〜」
ぬ「はじめまして!」
軽く挨拶をかわし、たわいもない会話を始める。
Mちゃんとマッチしてから、ほとんどメッセージを交わさずに会う約束に至ったので、ほとんど情報がないのだ!
とりあえず自己開示しつつ相手の話を深掘りしていく。
そして、経営の話に突入。
ぬ「ところで、初期費用はどうやって手に入れたんですか??」
M「私ね、おばあちゃんが震災ですごい苦労してるのみてて、ああこれからどうしよっかなって思ったんだ。このまま普通の社員として働いてたら、自由に実家に戻れないし、お金も足りないし。あと、将来絶対家族をも・・・」
ぬ「( ・∇・)」
バカは要約できないから話が長い。困ったもんだ。僕は「初期費用どうやって手に入れたんですか?」と聴いただけなんだが。
で、話は本当に10分くらい続き、やっと出口が見えてきた。
M「ーで、私その人に教わったのが、ブックメーカー投資だったの。」
ぬ「ブックメーカー?」
M「そう!スポーツの試合に投資するの。」
知らなかった。
てゆーか圧倒的賭博感!!まあ法的には黒とまでは扱われない。抜け穴などいくらでもあるものだ。
要はスポーツの試合で、誰がシュート何回決めるだとか、何対何で勝つとか、細かい結果を当てるそうだ。
試合結果の統計などを取ってうまく分析すれば、確かに勝負はできるかもしれない。
ただ、それでも投資と投機は違うんじゃないかと僕は思う。
投機は、タイミング勝負、つまりギャンブルだ。
ブックメーカーを投資と言うのはなんだか疑問だ。
Mちゃんは澄ました顔で「投資やってます」みたいなテンションだが、僕は苦笑いだった。
FXなど他にも多くの投機取引があるが、投資と言い張る輩は少なくない。
なんとなくすごいことやってるみたいなアピールをする人は「投資」って言いたがる。
M「ぬまーさんも夢あるんですか?」
ぬ「まあ、夢ってほどではないですけど目標とかなら」
M「いいですね!私も、夢を叶えるならやっぱり誰かに教わるしかないなって思ってー・・・」
とまあ、こんな感じである。
なんでこんなに胡散臭いんだろう。
【成功してるアピール→その手法知るには、やっぱ知ってる人に弟子入りするしかないよ】のパターンは見飽きた。勧誘の典型手段である。
結局のんびりしゃべって話は終わり、僕の青春も終わった。
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