研修で基礎事項を教わる日々。
大の大人が真面目にあいさつ練習である。
オフィスで浸透しているわけでもないのに、教育係は大きな声や大ぶりな礼を求める。アホらしい限りだ。
こんな風に、僕はどこか舐め腐った心持ちでいる。
いかに自分が日本のイージー大学文化に浸かってきたのかが分かるぜ。
だが、そんな一見無駄に思えるキビキビ研修でも学びがたくさんあるのは事実だ。
今日は研修のうち、最も頭がキレるなと思った人の話を引用したい。
なぜを3回繰り返すと、その本質が見えてくる。
なんだか名言くさい。
でもやってみると確かに思考を整理できる。
例えば副業を始めたいサラリーマンが、アマゾンで電子書籍を出すことを目指すとしよう。
でも、今すぐは出せていない。
なぜ?
時間がないから。
なぜ?
自由な隙間時間を大切にしていないから。
なぜ?
じゃあ、誘惑を断ち切れば良いじゃん。
物事が思い通りにいかないと悩む場合の本質は、こんな具合である。
自分の向き合いたくない(あるいは目をそらしていた)要素が、浮かび上がってくる。
そんなものと向き合える人は、必ず強い人間になる。
もちろん悩み以外にも使える。
「マクドナルドは赤くて黄色いロゴである。」
なぜ?
なぜ?
赤信号、黄色信号の色にして、客の注意を引くため。
なぜ?
人は赤色や黄色といった明るく主張の強い色に注意を向けやすいから。
とまあこんな感じである。
何事にも理由がある。
でも、そこからさらに2度、3度と深掘りすることまではやらないのが僕らだ。
別に「深く物事を考えて成長しよう!」なんて言う気はない。
ただ単に、深く理由を知るのは楽しいもんだ。
・・・なぜ?なんて。
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