珍しく学問に打ち込んでいる男、ぬまーです。
訳あって、ディベート大会に出場することにしたんだ。
この議題がまーたとんでもなく難しい!!!
基本的に甘いものを摂取しながらうんうん唸っている。える。
・・・それでもやり通してみせよう。
学生生活最後の冬、真剣勝負に身を燃やしてみせるぜ!
僕がこんな感じで熱血を意識するようになったのは、いつからだろう。
実は僕は中高ともにネガティブ系だったのだ。
部活以外で友達がほぼいなくて、机に突っ伏して休み時間をやり過ごす。
俗に言うぼっち・陰キャラだ。
大学に入り、しばらくしてから今のようなポジティブマインドを身につけた。
多くの人との関わりを通して、人間は形作られる。
きっと大学での人間関係に恵まれたんだろう。
なんて言うとでも、おーもいましたかあ!!?
確かに人間関係によって己の性格も変わっていく。
だが、それ以外にも僕は大きく影響を受けたものがある。
そう、アニメだ。
日本のアニメ文化が高く評価されるその意味を、僕は日々痛感している。
数々の名作は、僕の信念を形作ったと言っても過言ではないのだ。
数ある日本のアニメ作品でも、屈指の名作ロボットアニメ。
思いっきりダサくてクサいセリフを熱く叫び、もはやかっこよくなってしまう、そんな作品だ。
(サンシャイン池崎が芸風の参考にしたそう)
地上には化け物がいるということで、地下でひっそり暮らす人間たち。
主人公「穴掘り」シモンは、外の世界に憧れる兄貴分のカミナと一緒に地上に出る。
穴掘りだけが取り柄のシモンは、村長やいろんな人にバカにされても、自分のことを信じ続けるカミナの言葉によって成長していく。
地上に出た後は、人間の自由を勝ち取るために、化け物たちと戦うシモンとカミナと仲間たち。
俺の信じるお前を信じろ、シモン!
そう言って、カミナは自信の無いシモンに喝を入れ、シモンも自分の力に自信を持ち始めていた。
カミナの兄貴がいるから大丈夫
そう思っていたのだ。
しかし
カミナは、化け物との戦いで死んでしまう。
シモンはもちろん、仲間たちにとっても精神的支柱だったカミナ。
彼の死によって、シモンは塞ぎ込んでしまうのだった。
大切な人の死は、人を大きく変える。
多くの場合はマイナスの意味で語られるだろうが、僕は少なからず人が強くなる契機ともなりうると思っている。
現に、シモンはカミナの死を乗り越え、敵に向かってこう叫ぶのだ。
兄貴は死んだ、もういない!
だけど、俺の背中に、この胸に、一つになって生き続ける!!!
俺を誰だと思ってる・・・!
俺はシモンだ。
カミナの兄貴じゃない。
俺は俺だ、穴掘りシモンだ!!!
穴を掘るなら天を突く
墓穴掘っても掘り進め
突き抜けたなら
俺の勝ち!!
大切な人の死を受け入れた上で、
それでも自分の中で彼が生き続けていると叫び、自分を信じて受け入れ、前を向いたのだ。
(ちなみに僕はこのシーンで号泣している)
実は、カミナのシモンへの最期の言葉がこの姿勢に当てはまるのだ。
いいかシモン、お前を信じろ。
お前の信じる俺でも無い
俺の信じるお前でも無い
お前の信じる、お前を信じろ
シモンはカミナを亡くすまで、カミナが信じてくれているから自信を持てた。
しかし、彼が死んでからは、シモン自身が自分を信じるようになったのだ。
自分が自分のことを信じる
この姿勢は、ストレスや承認欲求に苛まれる僕たちに必要な信念だと思う。
他人に笑われてしまうような、熱くまっすぐな姿勢。
他人の承認なんて求めず、この姿勢をひたすら追求するこの作品は、大人になった今でも強く心に響くのだ。
これからも、他人から鼻で笑われても、まっすぐ自分のやりたいことに打ち込んでいきたいとそう思う。
皆さんもこんな熱い想いができるグレンラガン、観てみませんか?
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