誰しも好きなアニメや漫画がある。
僕は20を過ぎても、昔好きだったアニメや漫画を見返して、熱くなったり漢泣きしている。
今回は、そんな大好きな漫画の一つ
『金色のガッシュ!!』を語りたい。
魔界に住む魔物の子供100人が人間の世界にやってきて人間とタッグを組み、魔物同士で次期魔界王を決めるバトルを繰り広げる物語。
魔物の子供はそれぞれ魔法の本をもっており、その本に書かれた呪文をパートナーの人間が読むことで、戦うための術を発動する。
本を燃やされたら、自動的に魔物の子供は魔界に帰還する。
そうして、最後の1人になるまで戦い、王様を決めるのだ。
この設定から、当然のことだが
必ずパートナーとの出会いと別れが訪れる。
これがなんとも熱くて切なくて心が揺さぶられるのだ。
主人公ガッシュ・ベルと高峰清麿は強い友情を築き、この戦いを勝ち抜いて行く。
清麿には友達がいなかった。
彼の勉学の才能を妬む周囲の人間に避けられたことがきっかけだったのだ。
しかし、落ちこぼれで清麿と同じように周囲からバカにされていたガッシュは、清麿を友と呼び、彼を全力で助けることになる。
ガッシュ・清麿ペアに限らず、良いパートナーシップは多々描かれている。
パートナーと友情を築く者、師弟関係になる者、恋に落ちる者などなど。
ペアの関係は様々である。
そして、そのパートナーとはいつか必ず別れる運命だ。
この別れを覚悟して、運命に立ち向かって行く登場人物たちの生き様が、 なんとも人生そのものを表しているように感じる。
昔、こんな話を聞いたことがある。
自己を成長させるのは、メンターと、宿敵と、友である
自分の今までの人生を振り返ってみて、なんともこれがよく当てはまると感じる。
例えば大学生活を振り返ると、必ずこの3者が自分の成長に絡んでいる。
体育会の部に入部して、1月も経たない内に乱暴な先輩にバカにされたのが悔しくて大げんかをし、他の先輩たちからも異端児として扱われがちだった。
もちろんその後も先輩からの嫌がらせは続き、僕はもうメンタルをやられてしまっていた。
その先輩は部の主戦力なので、僕のようなまだまだ実力の無い男には、とても発言力で勝てず、当然表立った味方も現れなかった。
とてもこの部に残っても楽しくない、やめよう。
そう思っていたが、同期の友が僕を全力で助けてくれたのだ。
何より嬉しかったのは
お前が絶対勝つから残れ
ただ、そう言ってくれたことだった。
余計な言葉はなく、ただ信じてくれたのだ。
僕はそこからまた燃え上がって、宿敵の先輩を倒すよう動き出した。
結局そこから2年かかったが、その宿敵の先輩を倒すことができた。
この日の嬉しさは一生忘れないだろう。
何より、自分以上に喜んでくれる友がいてくれたことに、感謝している。
この成長の過程には、メンターと言えるメンターは正直いなかったが、色んな人にスキルを教わった。そして自分で本やブログで研究した。
自分の糧となる情報を与えてくれた人を総じて、メンターと言えるんだろう。
こんな風に、自分の成長にはメンター、宿敵、友の三者が気づけば関わっている。
ガッシュは多くの仲間(友)と出会い、パートナー清麿から戦略や意思の強さを学び(メンター)、そして他の強敵と戦っていく。
こんな風に熱い成長を続ける人生を送れるようにしたいと思う。
さあ、トレーニングに行こうか!!
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