学校では、お金に関する勉強を教えてはくれない。
これは以前紹介した、『金持ち父さん 貧乏父さん』から学んだ。
いかにお金に関する知識(ファイナンシャル・インテリジェンス)のレベルを高めながら生きていくかで、お金のためではない、自分のための人生が手に入るかが決まる。
お金に関する知識とは、大きく分けて次の四つだ。
・会計
・投資
・市場
・法律
会計は、損益計算などの財務諸表を把握する力。
すなわち、お金の流れを理解する力である。
今回は、この会計について考えたい。
数字とも密接な関わりがある同分野。
自分の収入がいくらで、そこからどういう支出が生じるのか。
そういった詳しいお金の流れを把握する必要がある。
特に税金に関しては要注意だ。
受け身になってただただ払い続けると、どんどん無駄に食われていく。
社会は、頭の良い者が得するように作られているからだ。
何も知らない、知ろうともしない者たちは気づかないままに損をし続ける。
社会のルールをよく知る上流階級は、それをうまく利用して生き残る道を見つけられる。これを善悪で判断して文句を言ってしまうのが、負ける人だ。
どんなゲームだってそうだ。
ルールを知らないで勝とうなんて考えが甘い。
逆に言えば、ルールを知って戦い方を学んだら、誰だって勝てる。
勝負するというリスクに飛び込めない人は、学校の先生や親が作り出した「安定しているように見える」ルートを進む。
一生懸命基礎学問を勉強し、良い高校・大学に入り、良い企業に就職するよう努める。
そして就職が終わり働き始めると、ひたすら目の前の仕事をこなす日々だ。
・・・なんだか夢も希望もないような言い方になったが、あくまでお金という一点に注目した俯瞰である。
仕事の裏には、家族や友人など、人間関係をはじめとする数値化できない幸せが隠れている。
ともかく、百聞は一見にしかずだ。
こちらの簡単な図を見てほしい。
唯一の収入である給料から、税金(特に所得税)を差し引かれ、その後もろもろの負債を支払うことになる。
一方で、収入源が複数ある場合の投資家の図を見てみよう。
支出の中には、後に収入を生み出す資産への投資も含まれている。
このルートが一つあるだけで、給料に依存することはなくなる。
そして驚くべきは、給料のみが収益ルートの人にくらべて、会社を経営すると、あらゆる支出を経費とすることができる。
これは何がお得かというと、
収入→徴税→支出
が雇われる人の一般的なお金の流れだが、
収入→支出→徴税
という流れに変えることができるのだ!!
つまり、無駄に所得税を取られることなく効率よく支出できるのである。なんともずるい話だ。
こういったお得な資産運用をするためにも、PL(損益計算書)、BS(貸借対照表)を把握して、自己の金銭管理を徹底するべきだ。
というわけで、僕は会計を勉強します!!!
日本は資格が大好きな国だ。
ついでに日商簿記くらいは取っておこう笑
まずは2級からね、うん。
この国での資格というのは不思議なもので、何か肩書きがあるだけで、まるで凄いことのように扱われがちである。実際はそうでもない場合が多い。まったく〜、なんだよこの勘違い。
資格はツールであって、知識を使いこなす頭の方が大切だ。
資格を取るのはマストではないが、知識をつけておこう。
やるどーーー!!!
<参考にした本はこちら>
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