ぬまーのストフリ日記

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『天気の子』感想(ネタバレ注意):素直な愛情と美しい世界

この夏話題の、新海誠監督の最新作

「天気の子」 

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やっと観に行けた・・・!

ナイトショーでゲリラで突撃。

 

君の名は。」で話題になった監督の作品ですから、世間の期待値も高い。

 

そんなプレッシャーをはねのけて高評価を得ているのが、本作だ。

もちろんどんな作品にも賛否が分かれるが、僕は純粋にアニメ好きだし、新海ワールドもすんなり受け入れちゃうから大好きだ。

 

祈ったら晴れにすることができる女の子と出会った少年の話

というような話は聞いていた。

 

さて、実際はどんなもんかとワクワクしながら行ってみた。

 

目次

 

不思議な設定よりも刺さる素直な心情

 

現代の東京というリアリティのある舞台で、そこに異常気象や「晴れ女」の設定によってファンタジーが強く演出されていた。

 

この二つの要素を同時に出すことで、非現実さが際立った気もするが、僕はそういう非日常的な刺激が好きなので、引き込まれた笑

 

こういったアニメ映画が批判されるポイントの多くは、このファンタジー要素だと思う。

「こんなのありえない」

「どういう設定?」

みたいな感じの否定から入る感想は、ファンタジーにはいらないのだ。そういうもんなのだ笑

 

本当に大事なのは、そういったファンタジーなリアリティの中で描かれる、登場人物の心情だと思わされた。

 

主人公の帆高は、家出して東京に訪れ、なんとか生活を成り立たせている高校生。

彼が出会ったのが、今作のヒロインの陽菜(ひな)である。

 

陽菜はある出来事をきっかけに、天気と深い繋がりを持っていた。

 

この繋がりによって、彼女がこの世からいなくなってしまいそうになるシーンがある。

その姿を目にし、涙を流して彼女を抱きしめ、守ろうと決意する帆高の必死さは、心に突き刺さった。

当初は彼女に対する想いをハッキリ伝えられなかった、彼の成長を感じる瞬間だ。

 

さらに、彼女が行方不明になってしまった時の後悔など、大切な人のために流す涙の描写はとても美しい

陽菜が帆高より年下だったと知らされた時、彼は自分が年長者として彼女を守ってやれなかったことを悔いて涙するシーンも印象的だ。

 

物語を通して、登場人物の心情は変化していく。

このアシストとして、ファンタジー設定があったと僕は思う。

 

 

RADWIMPSの楽曲とマッチ

 「愛にできることはまだあるかい」など、YouTubeで再生回数が爆発的に伸びている曲をはじめ、RADの挿入歌が本作でも絶妙なタイミングで流れた。

www.youtube.com

 

天気の子では、雨の描写が非常に多く、特に日に当たって透き通るような雨粒の描写が非常に美しい。

 

その雨粒が自由に揺れ動く上空の描写で、帆高と陽菜が再会するシーンがある。

 

そこで流れたのが、RADWIMPS挿入歌の一つ

「グランドエスケープ」 だ。

 

だんだんと盛り上がっていくような曲調も最高だが、何より歌詞が好きだ。

 

僕らの恋が言う

声が言う

「行け」と言う

 

この歌詞がなんとも真っ直ぐな思いを綴っていて刺さる。

 

自分の気持ちに従って、必死に陽菜を助けに走った帆高。

ついに彼女の元へたどり着き、その不思議な空間で流れた曲。

 

君の名は。」で見事な楽曲を提供してくれたRAD。

今回も期待を裏切らない感動的なシーンにあった曲を作ってくれました!

 

歌詞、というか言葉は不思議なもので、同じ意味でも言い回し一つ変えるだけで伝わり方が大きく変わる

 

グランドエスケープも

「声が言う」の前に「恋が言う」を擬人法として入れることで、大切な人を想う強く正直な気持ちが表現されている。

 

Weathering With You の意味

映画のタイトルの英語訳

Weathering With You

について、僕は最初意味がわからなかった。

 

「天気の子」に対して、明らかにニュアンスが違うように思えたからだ。

 

調べたところ

"weather"とは、「嵐や困難を乗り越える」という意味がある。

つまり、このタイトル「Weathering With You」の意味は

 

あなたと一緒に乗り越える

 

という意味なのだ!

 

・・・なにその言葉選びの秀逸さ。

 実際、帆高と陽菜は一緒に困難に立ち向かい、最後は再会して抱き合った。

困難を乗り越えることができたのだ。

そして、二人で一緒に今後も困難に乗り越えていくのだろう。

 

「僕たちは大丈夫だ!」

彼が彼女にかけた言葉が、それを物語っている。

 

 

まとめ

帆高の視点から描かれる本作は、常に彼の迷いや苦難が伝わってくる。

 

異常気象の回復陽菜の存在の二つを天秤にかけなければいけないと知り、彼は最終的に彼女を選んだ。

 

大切な人のためなら、世界の状態など気にしない

と決意したのだ。

 

その大きな決断が、ファンタジーならではの感動だった。

現実ではありえないスケールの大きさは、まるでジャンクフードのようにガツンと響いた。

・・・なんか例えが悪い気がするなあ。

 

こういう別世界に入り込めるのも、アニメ映画の良いところだ。

 

世界観は非現実的なのに対し、

登場人物たちの気持ちというものは、僕らにも強く共感できるものである。

そこが僕らの気持ちと結びついて、感動を生むのだろう。

 

恋愛要素が強い作品だが、実は主人公の周囲の人たちの「愛」についてもよく描かれていた。

 

例えば、帆高の雇い主の須賀さん。

彼は奥さんを亡くし、喘息持ちの娘を義理の母に預けていた。

なかなか娘と会わせてもらえない微妙な距離感の中、ずっと奥さんのことと娘のことを想い続ける姿が泣けてくる。

酔いつぶれて寝ている時に奥さんの名前を呼ぶほどに、その愛情は薄れていなかった。

 

そして、陽菜と二人で暮らす弟の凪。

母を亡くしても姉との絆が強い少年。

姉を助け出そうとする帆高を助け、強く訴えかけるシーンがかっこよかった。

「帆高、全部お前のせいじゃねえか!姉ちゃんを返せよっ!!」

 

そういって帆高をサポートする彼の愛情は幼いながらに素直で熱くなる。

 

 

愛情がいろんな人からいろんな人へと向き合っていて、繋がっている。

そんなあったかいストーリーだった。

 

また観たいな。。。 

 

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