小腹がすいたらプロテイン。
どうもぬまーです。
最近前向きなことばかり書いていましたが、常に問題意識も持っておきたい。
自分に何ができるのか、何がしたいのかを見失わないように。
そんなわけで、 今回は虐待の一例に触れておきます。
児童養護施設で暮らす17歳の女の子のお話。
母からの虐待を受けてから、施設で暮らしています。
そんな彼女は絵が大好きなので、デザインを学ぶ専門学校に進学を希望しています。
しかし
進学での奨学金を受けるために、保証人である母親の許可が必要であるとのこと。
一方的に強く反対され、結局就職することに傾きました。
その後、彼女は施設でふさぎ込む日々。。。
そんな中、施設の方が紙を渡し、彼女を中心にかかわってきた人達を書かせます。
「こんなにもつながりがあるのだから、本当に必要な時に相談できる人はいるはずだ」と彼女に悟らせました。
結局、彼女は施設の方の仲介の元、母親と話し合い、将来の夢を諦めない道を選ぶことになりました。
まずは母の要望通り就職。その中で自力でお金を溜め、進学という進路を取りました。
この話を観ていると、所々で彼女の悩む姿と自分を重ねてしまう部分があります。
例えば、母に進路を反対されてふさぎ込んでいた時の彼女のセリフ。
「絵を描いていると、自分の世界が広がって現実を忘れられる」
・・・すごく共感できてしまいました。
母の無理心中から数年間、僕は本を読むことで、別の世界に入り込んで現実を忘れることが多かったです。
きっと、家族に虐待を受けた子供は、誰かに頼ることが下手糞になるんじゃないかと思います。
自分の辛さや思いをさらけ出せる家庭という場所が、無くなってしまう。
目を背けたくなりますが、これが虐待の実態です。
こんな環境では、真っ当な夢や目標すら抱けないでしょう。
なんか、悔しいですね。聞いてるだけで。
やっぱり僕は、アフターケアではなく家庭が壊れることを未然に防ぎたい。
一度入った傷が完治することは無いのだから。
なんて思いを再確認した出来事でした。
このように、定期的に自分の原点を思い出すことって、すごく大事です!
あの時、なぜ、何を思ってこの選択をしたのか。
その選択をした時と今とで、思いは変わっていないか。
自分の中にある軸を見失わないために、たまには振り返ってみましょう。
そしたら、これから進むべき道が見えてきます。
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